全身の健康を考えた歯科医療
肩こりから頭痛、便秘まで、全身のトラブルは顎のズレが原因!?
- 頭痛や肩こり、腰痛などの症状がある
- 手足の痺れや痛み、冷えがある
- 口を開けたとき、顎に痛みがある
- 顔色が悪い、老けてきた
- 疲れやすい、元気が出ない
慢性的な全身症状(不定愁訴)でお悩みの方はいませんか?これらは、下顎のズレが原因かもしれません。下顎のズレが引き起こす不定愁訴の多くは、下顎を身体の重心バランスが取れる位置に戻すことで解消できます。当院では、全身の健康を考えた歯科医療を提供するために、丸山咬合医療による「咬み合わせ治療」を実践しています。
顎は真っ直ぐ立ったときにバランスを取るバランサー
人類は今から500万年前に誕生し、直立二足歩行と大きな頭を手に入れて進化してきました。頭はとても重たいので、通常は二本の足ではバランスが上手く取れません。人間がバランスを保っていられるのは、小脳が全身の骨格筋でコントロールをしているからです。脳科学者の澤口俊之先生は、顎ズレを是正することで起こる脳への効果のひとつに、小脳・大脳の運動野・運動連合野の効率化を挙げておられます。
正しい咀嚼運動は、食べ物を咬み砕いて飲み込みやすくし、お口の中を刺激して唾液や消化液の分泌を促し、大脳も刺激します。ちなみに、咬むことによる大脳(前頭前野)の血流量の増加は、若者にはあまりみられず年齢を増せば増す程現われるそうです。エイジングケアや認知症の予防に役立ちます。
顎は、地面から遠い位置で頭蓋骨(頭)とぶら下がっていて、この重たい頭と絶妙なバランスを保っています。さらに、頭の中でアドバルーンのようにフワフワ浮いた状態の脳が動くたびに揺れるのを緩和しています。正常な顎の位置は、身体の重心バランスを保つ位置にぶら下がっている状態です。これがズレると、首の筋肉の緊張や、上半身のバランス崩れ、脳の血流障害などを引き起こします。
丸山咬合医療が考える正しい下顎の位置
丸山咬合医療では、正しい下顎の位置は歯や顎関節だけを考えた局所的なものではなく、全身の健康にとってよい位置と捉えています。
<正しい下顎の位置>
- 身体の中心軸に対して、下顎が前後および左右(側方)に正しい位置にあること
- 垂直に立ったとき、身体の中心軸が前後および左右(側方)に正しい位置にあること
下顎が正しい位置にあると、下顎が後方に引いていたり、前に突き出ている感じがなく、自然な顔立ちに見えます。また、咬み合わせや咀嚼運動が正常に機能し、姿勢や骨格の歪みもなく、全身の健康によい状態になります。
下顎のズレが不定愁訴の原因だった!?
下顎がまったくズレていない人は、人口の1%に過ぎないと言われています。程度の差こそあれほとんどの人に下顎のズレがあり、何らかのトラブルを抱えていると考えられます。
下顎がズレると、頭の位置がズレて傾きます。頭を支えている頸椎にも歪みが生じて、身体の中心軸がズレてしまうのです。胸椎や腰椎など脊椎全体にも異常が現れて姿勢が悪くなり、肩こりや腰痛、頭痛など、さまざまな全身症状を引き起こします。
こうした不定愁訴は、顎のズレを是正することで解消できます。その治療法が、当院で実践している「咬み合わせ治療」です。
咬み合わせ治療で改善できる不定愁訴
<期待できる効果>
- 四十肩、五十肩や慢性的な肩こりの解消
- 顎関節症やドライマウスなどの口腔内疾患の改善
- 頭痛・めまいの解消
- 猫背や側彎(そくわん)、O脚、X脚の改善
- 腰痛、膝痛、関節痛、股関節痛の緩和
- 手足の痺れや冷えの解消
- 胃腸障害や下痢、便秘の解消